第2回家族会議の内容(メモ)
昨日は、父が休暇を取って家にいたので、また話し合いとなった。
(話し合うために休暇を取ったのかもしれないけど)
前回に加えて、主に以下の話をされた。
父の主張
- 辞めたら発生するリスクについて(マーカー付きの書類を手渡しされ、それを元に説明)
- 新卒採用とは違って、民間企業での中途採用は秀でた能力がないとされない。入社後も求められるレベルが高くなる。指示待ちタイプではやっていけない
- (もう一般的な会社で働くことは求めていない。清掃業や警備員なども考えていることを話したら…)そういう職業は若い人を雇ってくれない。パートの主婦か定年後のサラリーマンで席が埋まっている。雇ってくれてもアルバイト
- バイト生活で病気になったらどうするのか。今と違って病気休暇はないし、給料も出ない。働けないならクビ、そんな世界。貯金を切り崩して生きていくにしても、バイトの貯金額なんて知れているし、いつまでも続けられる生き方ではない
- 今は辞めるべきと思うかもしれないけど、歳をとっていくと考え方も変わるし、続けていて良かったと思える日がいつかくる。自分も若い頃は常に悩んでいたし、職場で泣いたこともある。辞めるには簡単。だけど、戻ることはできない
母の主張
- 持病(母は難病持ち)でいつ動けなくなるかわからない。申し訳ないけれど、今後、困った時に助けてあげる余裕がないかもしれない(最悪、助けてほしいというかもしれないくらい)。そんな時、しっかり独り立ちできる仕事に就いていることが何よりの安心。そうじゃないと不安でいられない
- でも、親の気持ちが重荷になって死にたいほど辛いのに辞められないというのは良くない。そこまでは求めていない
- 探偵を目指すのは止めてほしい。昔から話には出ていたけど冗談かと思っていた
両親の結論
- 一番の望みは、今の仕事を続けること。ずっと助けてあげたいけど、自分たちはいつまで生きていられるか分からない。だから、しっかり食べていける基盤がある職業に就いていてほしい
- でも、自殺を考えるほど辛くて苦しいなら辞めて良いし、辞めるべき。そうまでして続ける仕事はない。親としては、息子がいつも幸せにいきていけることを願っているだけ
- もし結論が出たら、職場に伝える前に聞かせてほしい
両親から最後の意見を聞いたので、あとは自分が選ぶだけとなった。
相変わらず迷っている。
辞めるという結論は揺るがないつもりだったのに。
うーん…。
でも、実際に死にたいほど辛い毎日だったのだからやはり辞めるべきなのだろうな。
復帰したら急に順応できるようになるなんて有り得ないだろうし。
むしろ以前より居心地悪くなって余計に辛くなりそうだ。
ただ、両親がいうように辞めたら状況が悪化する可能性も低くはない…。
…いや、そんなことは最初から分かっていたことで、その上で出した結論だったはず。
おそらく、両親への罪悪感に耐えられる自信がないだけなのだと思う。
単純にそれだけ…。
頼むからそんなに心配しないでくれ…と両親に言ったけど
悪いけどそれは無理、親になったら分かるよ、といわれた。
親への感情を抜きにしたら、間違いなく辞める。
辞めない限り死ぬほど辛いと思いながら毎日を過ごすことになる。
4年間毎日ずっとそうだったのだから、今後慣れるということもないだろう。
親は健常者的目線で話をしているけど、自分はいわゆる「ギリ健」だから前提が違う。
「世の中にはもっと辛い立場の人もいるから恵まれている」
「なんでもないことが実は幸せ」
そんなことも言われた。確かにその通りだと思う。
でも、極端な話、アウシュヴィッツよりマシと思いながら一生耐えて生きていくのは何か違う気もする。
辞めて、一度リセットしてしまった方が良いと思う。
少しでも楽なところを探して、それでも死ぬほど辛い毎日なのだったら人間が向いていなかったと諦めがつく。
ただ…両親に心配をかけるのが心苦しい。
特に母親は難病持ちで、いつも不安定な気持ちだと思うから、出来るだけ心配はかけたくないんだよなぁ。
ゆっくり進行していって運動機能が失われていくという病気で、 今は何ともないし、老人になっても変わらないかもしれない。だけど、介護が必要になる可能性だってある。
父もいつまでも健康とは限らないし…そうなると、色々と考えるところもある。
働いているときは死にたいほど辛い毎日だったけど、本気で自殺を選ぶほどの勇気はなかったし、多分死ぬことはないような気がする。
薬を飲みながらだったら耐えられるかもしれないな、と思い始めている。
その方が両親が安心するなら、自分にとっても幸せなのかもしれない…。
うう……葛藤。
整理しているつもりが整理できなくなっている。
いくら考えても意味がない気がする…。
機械が選択してくれたらどれほど楽か。
でも、自分で決断しないといけない…。