復帰してからの日々
4月1日に復帰してから一週間ちょっと経ったので、今日までのことを記録する。
復帰前日は、とにかく現実感がなく「逃げたい」の一心だった。
翌日が怖くて仕方がなくて、夜はまともに寝られなかった。
フローチャートみたいなものを作って、「明日はケジメをつけるために行く。その後はいつでも逃げていい、辞めることができる」と自分に言い聞かせて夜を明かした。
復帰初日は、父親に車で職場まで送ってもらったけど、渋滞に巻き込まれ遅刻しそうになる。
もうこのまま行かなくてもいいやと思ったけど、一応職場に遅れる旨連絡。
異動してもう居ないと思っていた係長が出たので驚いた。「遅れていいので事故しないようにゆっくり来て」と言われた。
着くと、異動する予定の人たちは皆居て、見慣れた光景が広がっていた。
尻込みと同時に、また戻ってきてしまったな、という気持ち。
早々に課長から異動の辞令交付を受けた。
その後、係長と課長を始めとした部署の人たち、直接迷惑をかけた人たちに一人一人謝罪とお礼を言った。
内心ボロクソに思っている人も中にはいるだろうけど、優しく受け入れてもらえたので助かった。
これで自分の中で一つケジメをつけることができたと思う。
本当はすぐ異動先に向かう予定だったけど、急にそのまま1日引き継ぎをする流れになり、結果的に初日から20時半まで残業することになった。
自分の後任は出世コースを歩む同期だったけど、引き継ぎの途中で「こんな仕事を11月までやっていただけですごい」と言ってくれたので少し救われた。
初日はとにかく疲れた。父親は何故か申し訳なさそうにしていた。
寝不足だったこともあり、夜は眠れた。
翌日からは異動先。朝は絶望感が強かったが何とか出勤。
異動先でもすんなり受け入れてもらえた。
時短勤務などはなく普通の人と同じ仕事量&同じ時間で働いている。
フルタイムどころか、何なら毎日残業もしている。
でも、不安とは裏腹に何とか働けている。
前と比較したら仕事は楽だし、人数も少なくて静か。
電話はまあまあ鳴るけど、落ち着いて仕事はできる。
前任が適応障害で休職中なのが気になっているけど、今の所は何とかなっている。
相変わらず仕事は辛いし不安感はあるけど、土日に趣味を楽しむ余裕もある。前と比べたら全然いい。
とりあえずはそんな感じの日々だ。
フローチャートでいうと、こんなところだろうか。
今でも辞めたいという気持ちはブレていないから、結局退職することになると思う。
普通なら復帰してからの目標は「環境に慣れること」だったり「自分にできることを増やしていくこと」だったりするのだろうけど、元々就職したときから環境が合っていなくて辞める意思を持ち続けていた自分にとって、このまま慣れるということは、前の自分に戻るということに他ならない。
だとしたら、今の仕事をしていることも時間の無駄にしかならない。
筋を通して一旦復帰を果たした今、すぐにでも辞めてしまっても良い気もする。
ただ今は情勢的に転職が厳しいだろうし、一時的にせよ余裕を持ちつつ何とか働けている現状、無職になるにもなかなかタイミングを掴めずにいる。
まぁそんなことをいっていると一生タイミングを逃し続け、一生憂鬱な気分で生きることになる。9月、遅くても今年度中には辞めるつもりだ。
なんか毎年、今年度中に辞めるって意気込んでいる…。腰を据える覚悟もなければ方向転換する行動力もないダメ人間だなと思う。
しかし、改めて考えると、辞めて何がしたいのだろうな自分は…。
仕事が向いていないから辞めたい、というのと、東京に少しの間でも住んでみたいというのが根本の気持ちなんだけど、その先が見えてこない。
将来的にリモートワークがしたいといっても、プログラミング自体にさほどの興味はないし、続けていけるかどうかも怪しい。
探偵になるのも自分に営業ができるか等、色々と不安があるし…。
辞めた方がいいのは分かっているのだけど、結局どうしたいのかという点に自信が持てずにいる。
だから、自分が今何をすべきなのかが分からない。
リモートワークがしたいならエンジニアを目指してスキルを身につけないといけないし、探偵になりたいならペーパードライバーを脱出しなければいけない。
退職諦めるなら少しでも担当業務の勉強をした方がいいし、何もしない期間がまだ欲しいなら即退職届を出せばいい。
でも、何もしていない。
休みは仕事で疲れて何も考えたくなくなっている。
うーん、これは良くない傾向だ…。
本心働きたくないだけなんだろうけど、そんなお金はないから働かなければいけないしな。
いっそ一攫千金狙ってプログラミング勉強しながら本気でアプリつくってみようか。
お金儲けできなくても、転職するときに役に経つかもしれないし、エンジニアの適性も資格勉強よりわかるはず。
でも、自分にも作れそうで人気でそうなアプリのアイデア…湧かないなぁ。