社会不適合ダメ人間が楽に生存する方法を模索する

記録帳・メモ帳

ただの記録

復帰してからの日々

4月1日に復帰してから一週間ちょっと経ったので、今日までのことを記録する。

 

復帰前日は、とにかく現実感がなく「逃げたい」の一心だった。

翌日が怖くて仕方がなくて、夜はまともに寝られなかった。

フローチャートみたいなものを作って、「明日はケジメをつけるために行く。その後はいつでも逃げていい、辞めることができる」と自分に言い聞かせて夜を明かした。

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復帰初日は、父親に車で職場まで送ってもらったけど、渋滞に巻き込まれ遅刻しそうになる。

もうこのまま行かなくてもいいやと思ったけど、一応職場に遅れる旨連絡。

異動してもう居ないと思っていた係長が出たので驚いた。「遅れていいので事故しないようにゆっくり来て」と言われた。

着くと、異動する予定の人たちは皆居て、見慣れた光景が広がっていた。

尻込みと同時に、また戻ってきてしまったな、という気持ち。

早々に課長から異動の辞令交付を受けた。

その後、係長と課長を始めとした部署の人たち、直接迷惑をかけた人たちに一人一人謝罪とお礼を言った。

内心ボロクソに思っている人も中にはいるだろうけど、優しく受け入れてもらえたので助かった。

これで自分の中で一つケジメをつけることができたと思う。

 

本当はすぐ異動先に向かう予定だったけど、急にそのまま1日引き継ぎをする流れになり、結果的に初日から20時半まで残業することになった。

自分の後任は出世コースを歩む同期だったけど、引き継ぎの途中で「こんな仕事を11月までやっていただけですごい」と言ってくれたので少し救われた。

初日はとにかく疲れた。父親は何故か申し訳なさそうにしていた。

寝不足だったこともあり、夜は眠れた。

 

 

翌日からは異動先。朝は絶望感が強かったが何とか出勤。

異動先でもすんなり受け入れてもらえた。

時短勤務などはなく普通の人と同じ仕事量&同じ時間で働いている。

フルタイムどころか、何なら毎日残業もしている。

でも、不安とは裏腹に何とか働けている。

前と比較したら仕事は楽だし、人数も少なくて静か。

電話はまあまあ鳴るけど、落ち着いて仕事はできる。

前任が適応障害で休職中なのが気になっているけど、今の所は何とかなっている。

 

相変わらず仕事は辛いし不安感はあるけど、土日に趣味を楽しむ余裕もある。前と比べたら全然いい。

とりあえずはそんな感じの日々だ。

フローチャートでいうと、こんなところだろうか。

今でも辞めたいという気持ちはブレていないから、結局退職することになると思う。

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普通なら復帰してからの目標は「環境に慣れること」だったり「自分にできることを増やしていくこと」だったりするのだろうけど、元々就職したときから環境が合っていなくて辞める意思を持ち続けていた自分にとって、このまま慣れるということは、前の自分に戻るということに他ならない。

だとしたら、今の仕事をしていることも時間の無駄にしかならない。

筋を通して一旦復帰を果たした今、すぐにでも辞めてしまっても良い気もする。

 

ただ今は情勢的に転職が厳しいだろうし、一時的にせよ余裕を持ちつつ何とか働けている現状、無職になるにもなかなかタイミングを掴めずにいる。

まぁそんなことをいっていると一生タイミングを逃し続け、一生憂鬱な気分で生きることになる。9月、遅くても今年度中には辞めるつもりだ。

なんか毎年、今年度中に辞めるって意気込んでいる…。腰を据える覚悟もなければ方向転換する行動力もないダメ人間だなと思う。

 

しかし、改めて考えると、辞めて何がしたいのだろうな自分は…。

仕事が向いていないから辞めたい、というのと、東京に少しの間でも住んでみたいというのが根本の気持ちなんだけど、その先が見えてこない。

将来的にリモートワークがしたいといっても、プログラミング自体にさほどの興味はないし、続けていけるかどうかも怪しい。

探偵になるのも自分に営業ができるか等、色々と不安があるし…。

辞めた方がいいのは分かっているのだけど、結局どうしたいのかという点に自信が持てずにいる。

だから、自分が今何をすべきなのかが分からない。

リモートワークがしたいならエンジニアを目指してスキルを身につけないといけないし、探偵になりたいならペーパードライバーを脱出しなければいけない。

退職諦めるなら少しでも担当業務の勉強をした方がいいし、何もしない期間がまだ欲しいなら即退職届を出せばいい。

でも、何もしていない。

休みは仕事で疲れて何も考えたくなくなっている。

うーん、これは良くない傾向だ…。

 

本心働きたくないだけなんだろうけど、そんなお金はないから働かなければいけないしな。

いっそ一攫千金狙ってプログラミング勉強しながら本気でアプリつくってみようか。

お金儲けできなくても、転職するときに役に経つかもしれないし、エンジニアの適性も資格勉強よりわかるはず。

でも、自分にも作れそうで人気でそうなアプリのアイデア…湧かないなぁ。

本当に明後日復帰するのか?

とにかく現実感がわかない。

4ヶ月前の朝、突然逃げるように休み、翌朝病院に行って休職になり

それから色んな人に大きな迷惑をかけてしまった。今さら合わす顔がない。

逃げたい、行きたくない、生きたくない。辛い思いはもうしたくない。

ずっと家にいたい。優しい布団に守ってもらいたい。何も感じたくない。

どうせ辞めるのに、どうして復帰するのだろう。

どうせ死ぬのに、どうしてこんなに苦しまなければいけないのだろう…。

一度復職してけじめをつけてから辞めるという決断をしたのに、自問自答を繰り返してしまう。

 

課長から伝えられた明後日の復職当日の流れは、朝、前部署に辞令をもらいに行って、部署の人たちに挨拶をしてから異動先に行ってまた挨拶をして業務に取り掛かるというものだ。

父からは、今日か明日にでも異動前に職場に行ってお世話になった人に挨拶しておいた方がいいと言われたけど、どうにも気分が落ち込み出来そうにない。

けじめをつけるとかそういうのにこだわるなら、たしかにそうするべきだとは思う。

でも、とにかく恐ろしくて何も動き出せずにいる。悩むことすら放棄してる。

布団でじっとしていることしかできない。

 

仕事をちゃんとやれるか以前に、職場にいる自分すら想像できない。

みんなの前で挨拶をしている自分も客からの電話対応や窓口対応している自分もイメージできない。

ちゃんとやれるのか?

しかも、それが終わってもその次の日も仕事、また次の日も仕事…って。

フルタイムでいきなりそんなに働けるのかな…。

いや、働けますって言ったのは自分だけど…。

今週は3日行けば終わるけど、翌週からはフルタイム5連勤。

前部署のように休日出勤や夜遅くまでの残業はないと思うけど、ちゃんと適応できるのか心配。

 

今日はみんなの前で何て話そうかとか、この人やあの人に挨拶されたらどう返そうとか色々考えて気が重くなっていた。

明日は茶菓子買いに行かなきゃいけない。

外でたくないなあ。人と会いたくないなあ。

適職探し(メモ)

向いていないこと・できないこと

  • 事務系総合職→実体験、キャパオーバーした
  • 営業職→飲み会嫌い、酒は好き
  • 頭脳労働→実体験、知能低い
  • 大勢の前で話すこと→実体験、頭が真っ白になる
  • 長時間他人と同じ空間にいること→実体験、人間関係維持に疲弊
  • 電話対応→会話が上司同僚に聞かれるのが耐えられない、冷や汗出る
  • 早起き→せめて7〜8時までは寝たい

向いていること・できること

  • 1人で黙々と作業する→1日中PC触っていること多い、苦にならない
  • 単純作業→頭を使うよりは向いている、何も考えたくない
  • ものづくり→学生の頃は色々作っていた
  • じっくり考えること→頭の回転が遅いため

ストレングスファインダーテストの結果(自分の資質)

  • 共感性→人の感情に対するセンサーが鋭い
  • 慎重さ→起こりうる事象を予測しリスクを測る
  • 未来志向→未来のために生きている
  • 最上志向→自分の強みを最大限に発揮したい
  • 個別化→人を一般化せず個性ある一個人として捉える

ストレングスファインダーテストによる適職

  • カウンセラー→イメージわかない
  • アドバイザー→何をアドバイスするのか分からない
  • マネージャー→忙しそう
  • コンサル→イメージ的に無理
  • 人の成功を助ける職業→イメージわかない

好きなもの・やりたいこと

  • マンガ
  • 駄菓子
  • 面白いガチャガチャ
  • 音楽
  • サバイバル、防災
  • お酒
  • インターネット、アプリ
  • 探偵、スパイ
  • 東京に住んでみたい
  • 自然、植物、生き物

理想の働き方(希望順)

  • フルリモート会社員→求人ほぼエンジニアやデザイナーだった
  • ひとりでいる時間が長い会社員→入ってみないと分からない
  • 個人事業主→営業力いりそう、向いていない気が…
  • フリーランス→同上

理想の働き方につながる職種

  • ITエンジニア→候補1、フルリモート可能
  • デザイナー→センスいる、フルリモート可能
  • ライター→求人少ない、フルリモート可能
  • ネットショップ→売りたいものがない
  • YouTubeアフィリエイト→副業向き
  • 漫画家→絵が描けない、アイデアはある
  • 探偵→候補2、個人事務所に限る
  • 工場→会社による
  • ドライバー、ルート配送→会社による
  • 清掃→会社による、若い人雇ってもらいにくい?
  • ビルメン→会社による、転勤ある?

 

【候補1】ITエンジニア

理想の働き方であるフルリモートの求人は、8割以上がエンジニアの募集だった。

一番心を開ける友人がエンジニアなので、何となく身近な職業に感じている。

友人からは社会不適合な人が多くて、基本一人で黙々とやれていると聞いている。

Web制作やアプリ開発に興味がある。

仕事辞めるために売れそうなアプリを考えているときは楽しかった。

でも構想を練っているときは楽しいけど、いざ作ろうとするとちんぷんかんだった。

数年前、本読みながらSwiftという言語を使って自分が考えたアプリ作ろうとしたけど途中で挫折した。

ITエンジニアは、フルリモートなど働き方が多様なのはもちろん、スキルが身につけば個人でアプリ開発もできるし、自分が好きなものとつなげやすいのが良いなと思った。

ただ経験を積んだり歳を重ねるにつれて、プログラムだけやることはできなくなって管理系の仕事に移るという話を聞いたことがある。

自分にそれができるのかが不安。ずっとプログラムばかりやる人もいるらしいけど、それには相応のスキルが必要なのだろうな。

移り変わりの激しい世界だし、頭がすごく良いか、好奇心が強くて勉強熱心な人しかやれないと思う。そうなれるのかな…。そこも不安。

 

転職するためにできること

  1. 基本情報技術者の資格取得
  2. 成果物としてアプリを作ってみる
  3. 成果物としてサイトを作ってみる

 

 

 

【候補2】探偵(個人事務所)

昔からやりたいことだし、一度は経験してみたい職業。

昼夜問わず働き、その上休みも不安定なかなりのブラック業界らしい。

浮気なんていつするか分からないんだから当たり前だ。

まずは興信所に所属する探偵として経験を積む必要があるけど、個人事務所として独立することも可能。

自分みたいな無能は会社に所属しているのがいいのは重々承知しているけど、その環境が死にたくなるほどつらい。だから個人事務所でやりたい。

そうすれば自分の望む働き方だし、ある程度自分のペースで仕事もできるのではないか。そもそも依頼がくるという前提だけど。

ただ個人でやるとなると、向いていないこと(営業、コミュニケーションなど)を避けられないので不安がある。依頼なし、廃業になるかも。

探偵はどちらかというと普通のレールは無理だったし、開き直るつもりでやりたいことやってみようという選択肢。だから、どう転んでもいいやって気分ではある。

ちなみに家族は猛反対している。

ITエンジニアと違って、年齢制限が厳しくなさそうなのが良いなと思う。

 

転職するためにできること

  1. 車の運転上手くなっておく
  2. とにかく早く転職して興信所で経験を積む

 

捨てた日記の概要の記録

復帰までの残り時間で身辺整理をしている。今回は、死後、誰にも見られたくない日記を2冊処分した。

いずれも進路決定の時期に書かれたものなので、今後の参考になるかもしれないと思い、概要だけ記録しておく。

 

高校三年生ときの日記

 

受験の時期。10年程前のもの。

たった一度の人生は意義のあるものにすべきと考えていたらしい。

生まれたからには何かを成したいという思いがあったようだ。

この辺は今の考え方とは正反対。意義なんて別になくていいし、何もせず死んでもいい。というか早く終わりたい。

 

進路は深く考えず、潰しが効くという理由で法学部を選んでいる。

国立か有名私立の法学部に入るぞ!という目標が太字で書かれていた。

 

日記の内容は、基本的には、その目標に対しての進捗状況だった。

おそらく受験まで残り僅かとなり、自己管理するために作った日記なのだろう。

学習時間・内容についてノルマが設定されており、その達成具合及び反省が書かれていた。

起きる時間が遅い。ネットをしている時間が多い。直さなければ、というようなことが書いてあった。

でも、きっと書いてあるほどちゃんとできていない。

勉強が進んでいなくても、進捗状況と改善点を書くと何となく安心するタイプなのだろう思う。

実際、長々とこんな日記を書く時間があれば英単語をいくつか覚えることもできたと思う。

昔から計画を立てることだけは好きだったなぁ。今のダメダメな自分がいつか良くなる気がして。でも行動はしないか、しても続かなかった。

 

 

あとは、普通の日記らしい内容も所々あった。

震災直後だったので心が痛んだとか、将来に対して不安を抱いている様子。

あれとこれの防災用品を揃えようとも書いてあった。

この時期は何だか意識が高くなっているみたいで、大学入学後もスキルアップ(語学・資格)をしていこうと意気込んでいたようだ。

もちろん入学後、そのようなことは一切していない。

 

後半は、大学も決まり、新生活や一人暮らしへの不安や期待が中心に書かれている。

心細くなっていたようで、就職のときは実家に帰ってこようと考えていたらしい。

実際、田舎の長男なので地元に帰ってきたけど、自分には一人暮らしがとても向いていたと思う。知り合いもいない都会でフラフラと過ごしてみたかったなぁ。

あとは、当時隣の席の女の子が気になっていて、その子との会話が記録されていた。こんな会話をして嬉しかったなど。この辺は絶対人に見られたくない。

ピアノ習いたいとか犬飼いたいとか今でもツイッターで呟いているような内容も散見された。

 

 

大学卒業時の日記

 

内定をもらって進路が決まってから、暇になり書き始めた日記。

5年くらい前のものなので、今でも書いたときの記憶が残っている。

 

本当にこの道で良かったのかという思いが書かれていた。

自分の性質、能力、適性を踏まえて現実的な選択をしたつもりだが、守りに入った感があり、消極法的な決め方をしたと書いてある。

今後40年以上続ける仕事。たった1度の人生の大半の時間を捧げる仕事。もっと攻めたかったという思いが強かったようだ。

でも、全く攻めていないことはなくて、両親にかなり反対されながらもスパイに憧れて情報機関も受けている。でも最終面接で落ちた。

新卒で探偵になる勇気はなかったし、他にやりたいことはなかったので、結果的に今の内定先に落ち着いた。

日記の内容はグダグダしており、内定先に価値を見出せないまま、何かしら転換期がこないかとぼやいている感じ。

それとは対照的な周囲の反応。おばあちゃんが生きていたら泣いて喜んだね、と両親は誇りに思ってくれている。

祖父には「お金をもらって、それだけ責任のあることをするのだから、ちょっと嫌なことがあるかもしれないが頑張れ」と言われたと記録してある。

内定を辞退するかしないか悩んだけど、やってみないとわからない精神やブラックではなさそう、無能でも首にはならないかも、そんな理由で、今の進路を選んだようだった。

日記には、興味ややりがいといった前向きな気持ちはこれっぽちもないと断言されている。転職の際にそのことを再確認するためにここにあえて書いておくのだ、とある。

とにかく気に入らなかったら迷わず転職しろよってことを将来の自分に伝えたかったらしい。

あとは、日常。音楽のライブで東京に行ったときは、出不精な自分なのに、目的もなく何時間も歩いて足にマメができてしまった。そのくらい街が面白い、ここに住みたいという願望がつらつらと書いてある。

今はその気持ちが薄れてきている。

後半は白紙になっていて、日記は途中で止めてしまっていた。

 

 

昔から日記は続かない癖に、書きたくなるときが多々あり、途中から白紙の日記帳が何冊も残っている状態だった。

見つけ次第処分しているけど、今回はそれらの最後のものだった。死ぬ前に処分できたのでよかった。

このブログも、おそらくその類のものだから、いつか衝動的に消してしまうと思う。

でも、思考の記録として今は必要だからしばらくは残しておきたい。

復帰が決まってからの日々

あと1週間ほどで復帰。毎日が憂鬱で耐え難い。

 

先週、病院で復帰ができる旨記載された診断書をもらい、職場へ送った。

主治医には葛藤していることを告げたけど、最後に決めるのはあなただと言われて「復帰します」といった。

 

前回記事でいうところの

 

〝今さら事態が好転することなどあるわけがないし、そもそも辞職の意思は硬い。復帰したら拷問の日々。辞めると言い出しづらくなるだけなので、本心に従って2度目の休職延長する道〟

 

ではなく

 

〝今までお世話になったし休職中にも大変な迷惑をおかけしたので、筋を通すためにも4月から一旦復帰。上手くいけば良し、ダメなら今度こそ辞めるというつもりで働く道〟

 

を選んだ。

 

しかし、復帰して上手くいく…というのは、入社時点〜休職前まで上手くいっていなかった自分にとってあり得ないことなので、辞めることが分かっているけど復帰する、ということになる。

職場の人たちには大変な迷惑をかけたし、今までお世話になった恩もあるので、せめて「復帰」という形で誠意を示してから辞めるというわけだ。

 

ただ最終的に辞めるならまた迷惑をかけるのだから自己満足なのかな。

休職のまま何も言わず去ったほうが身勝手なようだがお互い楽で正解だったのかもしれない。

いや、以前に「復帰する」と一度電話で話してしまった経緯がある以上、それを撤回するのは社会人としてどうなのか。

どうにもならないことばかり頭の中を渦巻く。

 

母は復帰することに驚いていて、辛かったら辞めればいいよ、といってくれた。

父は相変わらず復帰に前向きで、辞めることには反対しているけど、一度復帰してから辞めるなら納得してくれるのではないかな…と期待している。分からないけど。

 

復帰までの間、やるべきことも分からず、どうにもならないことを考えて、ただ電話に怯えている日々。

復帰もそうだが、その手続きなどでいつ職場に呼ばれるのか分からない状態が不安で仕方がない。

何をしていても手がつかないので、とりあえずいつでも心置きなく死ねるように簡単な身辺整理をしている。

この前、古いスマホの中身をチェックしていたら今後の計画を書いたメモを見つけた。

一年前の自分は、今年度中に確実に辞めるつもりだったらしい。

オリンピックの頃には東京の郊外に住んでる予定だったようだけれど、なかなか計画通りにはいかなさそうだ。

まあオリンピック自体も延期になりそうな雰囲気だし、退職も延期ということで一年前の自分には多めに見てほしいと思う。

 

精神面はともかく、通勤や勤務できるだけの体力は十分回復していると思う。

この前は散歩で8キロ歩いたし、生活リズムは狂っているが、睡眠もそれなりにとれている。

今度はいざとなればいつでも辞めれば良いという心の逃げ道があるし、薬というお守りもあるから何とかなると思いたい。

 

正解だったのか分からないけど一旦復帰する道を選んだのだから、少しでも前向きになれるといいな。

復帰すべきか否か、どうすればいいんだ…

前回記事のあと、病院へ復帰可能である旨の診断書を貰いに行ったら、主治医から「罪悪感や焦りが復帰の理由では出せない」「自分に嘘をつくのはいけない」といわれた。

1週間後に診断書を出すか判断するので、それまでに本当に復帰できるのか、しっかり考えるよう伝えられた。

頭で考えていると分からなくなるので、今の自分にはどんな選択があるのか文字で整理してみる。

 

状況として、以下のいずれかを選ばなければいけない。

(A)4月から一旦復帰する

(B)休職を延長(2度目)

迷っているので、それぞれ選ぶ理由を比べてみる。

 

(A)を選択する理由

先ず、しがらみ。かれこれ4ヶ月以上休んでいる。

当然ながら大変な迷惑をかけている。もはや迷惑のレベルが異次元すぎて何をしても無駄な気分だけど、少しでも誠意を示せるとしたら復帰しかないと思う。

それに、こちらの希望通りに異動をさせてもらっているので、それでも尚、休職を延長するのはかなり気が引ける。

異動内示の電話の際、復帰する意思を示してしまった以上、人事もそのように動いているだろうし、今更撤回するなんて、してはいけない、あり得ないことだ。

 

次にタイミング。多くの人が異動する4月に復帰するのはタイミングが良い。

これを逃したら、人間関係が既に出来上がっている中に、復帰者として飛び込むことになるため心理的ハードルがさらに高くなる。

タイミングを見失って本格的に辞める以外の選択肢がなくなる。

(まあ、本心辞めたいから、それはそれでいいんだけど…。)

 

 

(B)を選択する理由

先ず、復帰するしない以前にできるのかという点で大きな不安がある。

部署を異動させてもらえるとはいえ、果たして本当に耐えられるのか。

こうして気持ちや考えを整理する余裕すらなくなって、また頭痛や不眠の毎日になる。

下手したら悪化して何もできなくなるかも…という恐ろしさがある。

今でも職場から電話がある時は手が震える。

それなのに、(思い込みかもしれないけど)軽蔑や好奇の視線に晒されながら、ちゃんと業務を行えるのか。

どんな辛い思いが待っているのか。

 

次に、自分は仕事を辞めることを決意しているため、どうせ辞めるならわざわざ辛い思いをする必要がないという気持ち。

どれだけ非常識なことをしようが辞めるなら関係ない。

休職を延長して父を振り切ってそのまま辞めることもできる、という割り切った考え方。

まあ実際はこんなにふうには考えられない。

それができたらとっくに辞めている。

 

要約すると

今までお世話になったし休職中にも大変な迷惑をおかけしたので、筋を通すためにも4月から一旦復帰。上手くいけば良し、ダメなら今度こそ辞めるというつもりで働く道。

若しくは

今さら事態が好転することなどあるわけがないし、そもそも辞職の意思は硬い。復帰したら拷問の日々。辞めると言い出しづらくなるだけなので、本心に従って2度目の休職延長する道。

が、今の自分の前に広がっているわけか。

 

 

うーん、ダメだ、文字で比べてみたけど意味なかったな。

何となくまとめただけで終わってしまったぞ。

結局どうしようか…。

4月1日から復帰することになった

今朝、職場から電話がかかってきて異動の内示があった。

4月1日から残業があまりない実家近くの事務所に異動になった。

そして復帰時期について自分の中で整理ができていないまま、話の流れで4月1日から復帰することになってしまった。

 

なぜ「もう大丈夫」といってしまったのだろうか。

確かに体調は回復してきたけど、これ以上休んで迷惑をかけることに負い目があったし、そんな自分に希望通りの人事をしてもらえたことへの申し訳なさが大きかったように思う。

 

前回の記事から1ヶ月以上経っている。あの記事を書いた後、結局休職を延長した。

主な理由は、体調面で復帰が難しいと感じたこと、父親が退職についてもう少しお互い考える時間をつくるべきといったためだ。

しかし、実際に延長してみて毎日の生活や思考で変わったところはない。

当然といえば当然だ。就職してから4年間毎日欠かさず辞めたくて、休職まで追い込まれたのだから、今更心機一転頑張ろうなんて思い直せるはずもない。

堕落した生活も変わらず、毎日辞めたい死にたい絶望だとつぶやいているだけだ。

 

一応、有意義そうなこともしようとした。WEB系の仕事に少し興味があったから「基本情報技術者」の資格勉強を始めてみた。でも、テキストを一冊ざっくり読んだだけで、それからほとんどやっていない。

そもそも、始めたキッカケが主治医に勧められた就労支援を断る口実のためだったからモチベーションも何もない。

4月11日が試験日だけどこれでは落ちるだろう。意味のない挑戦だった。

 

それよりも今は残り数週間で復帰が待ち受けている事実に、内心試験勉強どころではない。 

電話があってから、ぐったりとベッドの上から動けない。

本当は休職したまま3月末に辞めたかったのだけれど、父に考える時間が欲しいといわれたので保留にしたら、ここまで来てしまった。

 

休職延長が決まって一段落して以来、父とは、一ヶ月以上退職云々の話し合いはしていない。

自分は時間を置いた結果、辞めたいという考えはやはり変わらなかったが、父はどうなのだろうか。

うん…退職していいという考えになることは多分ないだろうな。

またもや考え直して欲しいといわれて平行線をたどるのか。それとも、一度復帰してみたら考えが変わるかもしれないぞ、といった具合にはぐらかされるのか。

あるいは流行りのコロナウイルスを引き合いに出して、正規雇用で安定した身分が如何に恵まれているかをまた聞かされるのだろうか。

何れにしても明確な結論は出ず、ズルズルと苦しい時間が引き延ばされるだけな気がする。

 

ただ、現状は父親に対して「息子が仕事を辞めることを認めろ」と投げてしまっている状態でもあり、子の安全安定を願う親として考えてみればそれは難しい話なのかもしれない。

元々は両親の気持ちを考えて事前に了解を得ようとしたつもりが、返って酷なことをしている気がしてきた。

 

本当は良い大人の意思決定に親が介入する必要はないし、両親がどんな悲しい顔をしようが、そこは独立した一人の大人として構わず割り切って辞めてしまえばいいのだけども…それがどうしてもできない。

両親を悲しませる心苦しい。

言い換えれば、親不孝をする度胸がない。罪悪感に耐えられない。 

だから、できるだけ罪悪感が残らない状態で辞めたい。そういう考えかもしれない。

でもそんなこと無理に決まっている。

 

こんなことなら下手に就職なんてするのではなかった。

ずっとニートでもしておけば悲しませることもなかっただろうに。

 

自分の中に辞めるべきか否という問題は既にない。

薬を飲みながら耐え続ける道が正しい道なんてあり得ない。

いくら他の道が大変だとしても今の道が正しいということは絶対ないだろう。

辞めることで一度リセットして、精神的に安定して生きられる道を試行錯誤していくのがいい。

そのためには、色々試したり経験する時間があった方がいいから、出来るだけ早く辞めるのがいいと思う。

 

でも、また辞めるべきか否かの家族会議が始まるのかな。

両親を振り切れない自分が一番悪いのだけど…。

もう親の悲しむ顔は見たくない。一番心にダメージがある。

 

そして何より復帰への恐怖で気持ちが落ち着かない。

何もしたくない。悩むことも疲れた。

後は無気力に残りの日々を過ごして、拷問の毎日に戻るのだけなのだろうか。

生きることは地獄だ。