4月1日から復帰することになった
今朝、職場から電話がかかってきて異動の内示があった。
4月1日から残業があまりない実家近くの事務所に異動になった。
そして復帰時期について自分の中で整理ができていないまま、話の流れで4月1日から復帰することになってしまった。
なぜ「もう大丈夫」といってしまったのだろうか。
確かに体調は回復してきたけど、これ以上休んで迷惑をかけることに負い目があったし、そんな自分に希望通りの人事をしてもらえたことへの申し訳なさが大きかったように思う。
前回の記事から1ヶ月以上経っている。あの記事を書いた後、結局休職を延長した。
主な理由は、体調面で復帰が難しいと感じたこと、父親が退職についてもう少しお互い考える時間をつくるべきといったためだ。
しかし、実際に延長してみて毎日の生活や思考で変わったところはない。
当然といえば当然だ。就職してから4年間毎日欠かさず辞めたくて、休職まで追い込まれたのだから、今更心機一転頑張ろうなんて思い直せるはずもない。
堕落した生活も変わらず、毎日辞めたい死にたい絶望だとつぶやいているだけだ。
一応、有意義そうなこともしようとした。WEB系の仕事に少し興味があったから「基本情報技術者」の資格勉強を始めてみた。でも、テキストを一冊ざっくり読んだだけで、それからほとんどやっていない。
そもそも、始めたキッカケが主治医に勧められた就労支援を断る口実のためだったからモチベーションも何もない。
4月11日が試験日だけどこれでは落ちるだろう。意味のない挑戦だった。
それよりも今は残り数週間で復帰が待ち受けている事実に、内心試験勉強どころではない。
電話があってから、ぐったりとベッドの上から動けない。
本当は休職したまま3月末に辞めたかったのだけれど、父に考える時間が欲しいといわれたので保留にしたら、ここまで来てしまった。
休職延長が決まって一段落して以来、父とは、一ヶ月以上退職云々の話し合いはしていない。
自分は時間を置いた結果、辞めたいという考えはやはり変わらなかったが、父はどうなのだろうか。
うん…退職していいという考えになることは多分ないだろうな。
またもや考え直して欲しいといわれて平行線をたどるのか。それとも、一度復帰してみたら考えが変わるかもしれないぞ、といった具合にはぐらかされるのか。
あるいは流行りのコロナウイルスを引き合いに出して、正規雇用で安定した身分が如何に恵まれているかをまた聞かされるのだろうか。
何れにしても明確な結論は出ず、ズルズルと苦しい時間が引き延ばされるだけな気がする。
ただ、現状は父親に対して「息子が仕事を辞めることを認めろ」と投げてしまっている状態でもあり、子の安全安定を願う親として考えてみればそれは難しい話なのかもしれない。
元々は両親の気持ちを考えて事前に了解を得ようとしたつもりが、返って酷なことをしている気がしてきた。
本当は良い大人の意思決定に親が介入する必要はないし、両親がどんな悲しい顔をしようが、そこは独立した一人の大人として構わず割り切って辞めてしまえばいいのだけども…それがどうしてもできない。
両親を悲しませる心苦しい。
言い換えれば、親不孝をする度胸がない。罪悪感に耐えられない。
だから、できるだけ罪悪感が残らない状態で辞めたい。そういう考えかもしれない。
でもそんなこと無理に決まっている。
こんなことなら下手に就職なんてするのではなかった。
ずっとニートでもしておけば悲しませることもなかっただろうに。
自分の中に辞めるべきか否かという問題は既にない。
薬を飲みながら耐え続ける道が正しい道なんてあり得ない。
いくら他の道が大変だとしても今の道が正しいということは絶対ないだろう。
辞めることで一度リセットして、精神的に安定して生きられる道を試行錯誤していくのがいい。
そのためには、色々試したり経験する時間があった方がいいから、出来るだけ早く辞めるのがいいと思う。
でも、また辞めるべきか否かの家族会議が始まるのかな。
両親を振り切れない自分が一番悪いのだけど…。
もう親の悲しむ顔は見たくない。一番心にダメージがある。
そして何より復帰への恐怖で気持ちが落ち着かない。
何もしたくない。悩むことも疲れた。
後は無気力に残りの日々を過ごして、拷問の毎日に戻るのだけなのだろうか。
生きることは地獄だ。